2022年が終わり2023年がスタートしましたが、「なんだか1年があっという間だったなぁ」と感じることはないでしょうか?新型コロナ影響による行動制限が始まってから3年、「あれからもう3年も経つのか」と感じることはありませんか?
100年時代の人生において、50歳はちょうど半分の折り返し年齢。でも実は50歳ですでに人生の87%終わっているのです。100歳までに残された人生は残りわずか13%。一体どういうことなのでしょうか。
年を重ねるほど1年の体感は短くなる
子供の頃は1年がとても長く感じていたのに、大人になると1年をあっという間に感じたり、10年前の出来事をつい先日のように感じたり。
この感覚を説明するものとして「ジャネーの法則」をご紹介します。フランスの哲学者ジャネーは「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」つまり年を重ねれば重ねるほど体感時間は短くなると提唱しました。
ジャネーの法則によると、人生100年時代において人生の半分は50歳ではなく、すでに20代で終えている、ということになります。
ジャネーの法則はなぜ起こる?
では、年を重ねるほど体感時間が短くなってしまう原因は何なのでしょうか?
幼い頃・子供の頃は何を見ても何をするにしても目新しく、毎日が新しい感動と経験の連続なので時間を長く感じていたが、年齢を重ねると目新しいことがなくなり、惰性で無感動な時間が過ぎていく・毎日が同じ行動の連続になってしまうため、時間があっという間に過ぎていく・・・
つまりその原因は「慣れ」にあると言えそうです。新鮮味のない慣れた同じ行動を繰り返していると、あっという間に時が過ぎ人生の終わりを迎える、ということになりかねません。
体感時間を伸ばし、後悔のない人生にするために
人生を終える前に多くの人が「自分のやりたいことをやらなかったこと」を後悔するといいます。
しかし、年を重ねれば重ねるほど、これまでの人生経験から新しいことにチャレンジする意欲が減り、体力気力の衰えから新しいことを始めるのが億劫になっていくのも事実です。そうなれば残された人生の体感速度はますます速くなり、「自分のやりたいことをやらなかったこと」と後悔することになりかねません。
そうならないためにも、
・今やりたいことは先延ばしせず今から始める
・自分の知らない世界にあえて触れてみる
・慣れた生活パターンを変えてみる
・新しいコミュニティに参加してみる
といった行動を意識的にすることが大切です。
子供の頃経験したような目新しいことに触れ続けることで、
感動ある日々に変化する→体感時間が増える→やりたいことできる→後悔のない人生になる、ということにつながるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?平均寿命が延び人生が長くなったとはいえ、人生は有限です。後悔のない人生にするために、気力体力あるまさに今から、何事にも積極的にチャレンジしていきたいものです。
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